足立朝日

サケの稚魚を放流 鹿浜西小

掲載:2007年3月5日号
◆◇サケの稚魚を放流 鹿浜西小
 鹿浜西小学校(古高利男校長)の児童が、都市農業公園近くの荒川にサケの稚魚を放流した。
  2年生の国語の教材に、サケが大きくなるまでを説明した文章があることから、体験することで読み取りの意欲向上に繋げたいと企画。全校で3000個の卵を家庭と学校に分けて孵化させ、約1300匹を育てた。
ちょっと淋しいな
 放流は「しかにし自然観察会のらえもん」の一環として行い、2年生全員と自由参加の他学年、保護者など95人が参加した。
  子どもたちは稚魚と水のたっぷり入った重い容器を懸命に運んで、学校から数百メートルを徒歩で移動。満ち潮で狭くなった岸に交代で下りて、ゆっくりと稚魚を川に放した。
  1年生女子は「水槽を買ってうちで育てた。放流は楽しかった」、2年生女子は「ちょっと淋しかった」と感想を話した。