しかはま自然観察会


『 人も 自然も みんなともだち !』a@7

代表責任者 古高 利男
270―1132
我孫子市 湖北台2-14-7
09072759890
2010年9月4日(金)

第7回活動「ハゼを釣ろう!」

・・・釣れたよ〜、これなあに?・・・


*日時:

8月21日(土)午後4時30分〜6時15分

*場所:

荒川河川敷(都市農業公園の下)

*参加者:

家族・・・26 内訳 大人 32
小人 31
幼児
合計 70
スタッフ
総計 74

*釣れた魚は?

ハゼ 35匹 (型は良かったのだけど・・・)
ウナギ 1匹 (ニョロニョロとヘビのよう、釣った人が一番ビックリ)
マルタ 4匹 (ウグイのようできれいな魚でした)
ボラ 1匹 (あのカラスミをつくる魚です)
ヨシノボリ 2匹 (ハゼの仲間だということです)
合計 43匹 (昨年は、全員が釣れたのですけどネー)


*気温は?水温は?

*親と子のいきいき情景

○しんぼうして、夕方になってやっと4匹のハゼを釣った男の子。「釣れた」という表情にたくましさが表れていました。

○夕方になって、やっと1匹釣りあげた女の子。それまでのムスーっとした表情から、一気にうすいピンクの花びらのようになりました。

○兄弟で協力しながら、じっくり釣りをしていた。そして、確実にハゼを釣りあげていた。エサをつけてもらいにくると、「よく見て、一人でもつけられるようになるのよ」と、お母さんの一言。子を思う母の姿ですね。

○少し暗くなってから、連続して3匹釣りあげた女の子。喜びいっぱいでしたね。ちなみにお父さんはボーズでしたが、ニコニコです。

○「やっと、初めて釣ったよ」と、わが子をほめるお父さん。子ども以上に、緊張したようです。

○「いやー、釣れないねー」女の子と来ていたお父さん。ボーズでも、ニコニコ話す姿にはすがすがしさを感じました。

○<では、解散です。気をつけて帰ってください>「この後は、自由に釣っていいの?」 <もちろんです>「じゃ、釣っていこう」と、家族そろって日の落ちた荒川に釣り糸を垂れていました。いい風景でした。

○上州屋で買ってきたばかりの竿2本を持って参加。その上、まだ3ケ月の赤ちゃんもつれて・・・。子のためを思うお母さんの愛情がにじみ出ていました。

○お父さんは子どもの釣り指南。お母さんはその姿をじっと見る。家族の中には、見えない糸がつながっているようでした。

○知恵袋のおじいちゃんから離れないお孫さんたち。おじいちゃんの竿だけがしなっていました。

○今年も家族そろって参加。早々に、大きなマルタを釣りあげて、回りの釣り師に気合を入れてくれました。

○「これ、なんですか?」「あっ、ウナギだよ。これはすごーい!」「こんなものも、いるんですね?」のらえもんで、ウナギを釣ったのは、今日が初めてでした。「水槽で飼うと、大きくなるよ。そして、蒲焼だね・・・」

○「もっといでー、仕掛け、つけてあげるよー」仕掛けの世話を一手に引き受けてくれた釣り師の福藤さん。頼りになります。来年も、よろしくお願いします。

○後日、「うちの子、ハマっちゃいました。」と、お母さん。のらえもんのハゼ釣りをきっかけに、朝に夕に、何回も釣りに行っているということでした。・・・これぞ、のらえもん・・・


その後のカブトムシは、どんな様子ですか?

4月3日の「さくらの秘密」の活動の後、カブトムシの幼虫を配布しました。その成長はいかがでしたか?学校のカブトムシはみんな(メス2、オス7)成虫になり、今は標本となって子どもたちの観察に貢献しています。

家庭で育てたカブトムシの観察の様子を、O君(鹿浜小)が写真といっしょに知らせてきました。

「8月6日に、カブトムシの昆虫マットをとりかえていたら、カブトムシのたまごがみつかりました。

8月15日には、カブトムシの幼虫が産まれているのを見つけました。

8月17日には、産まれたときよりも大きくなって、今日は1pちかくになっていました。成虫になるまで育てたいです。ついこのあいだ、たまごを産んだメスが死んでしまいました。」

そして、次のような質問がありました。

「カブトムシの幼虫は、クヌギより、ふよう土のほうがよく育つのですか?」

とてもいい質問ですね。育てているからこそ、わいてくる疑問ですね。

カブトムシは落ち葉を食べて大きくなるようです。ですから、とても探し易く、飼いやすいのです。それに比べて、クワガタムシは、クヌギやコナラのくさった木を食べながら大きくなります。つまり、木がないと育てられないということです。かんたんに、養殖はできないのですね。

カブトムシの成虫が死んでも、今まで育てていた腐葉土を、すぐに捨てないでください。捨てる前に、ビニールシートに開けて、たまごや幼虫がいないか調べてみるといいですね。

回答者 のらえもん