* 活動の様子:
2日間とも、しんしんと雪が降っていました。そんな中を、52名のみんなは元気いっぱいにスキーを楽しみ雪のいろいろな姿を体験したのでした。
それでは、2日間の活動の様子をふり返ってみます。
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往きのバスの中
いつもの「ど派手」なヨツバ観光バスに乗り込みました。上沼田7:00発、
鹿
西7:15発、時間通りでした。スキーにかけるみなさんの意気込みを感じました。スタッフの皆様から挨拶をいただいた後、こんにゃく芋(5年もの)を手に
とって見てもらいました。「なにこれー?」「これが、こんにゃく?」と、ビックリしている声が聞こえてきました。サケの孵化した、まだ赤いぐみのようなお
腹をしたものも2匹持ってきて見てもらいました。手にとって、じっくり見られたようでした。
トイレ休憩の後は、のらえもんの活動の1年をふり返ってもらいました。私が一番の心に残っている活動は、6月の「10周年記念」の1泊2日のみなかみ町谷川岳と藤原地区を訪れたことでした。「生きる源」を自分の目でみる2日間でしたね。
渋滞のため、ホテルに着いたのは1時間遅れの12時30分でした。
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スキー体験
ゲレンデには、ホテルからたったの1分で着いてしまうのです。これは最高にいい!道斉指導員を中心に、家族で滑るグループと指導を受けるグループに分けました。1時間半のレッスンの後は、家族で滑りました。
ダ
ボスゲレンデは、広く・長く・なめらかで、のらえもんの家族にとっては最高のゲレンデでした。標高1500bの奥ダボスゲレンデは、パノラマのなかのパウ
ダースノーを存分に楽しめるはずでした。が、あいにくの降る雪でデコボコも見えないぐらいでした。でも、みんな、元気いっぱいに滑っていましたね。
この奥ダボスの頂上に、のらえもんの「御神体」(二股に分かれた大根)をしっかりと立ててきました。のらえもんの子々孫々の繁栄を願ってきました。
雪で、晴れ間はありませんでしたが、とてもすばらしいゲレンデでした。その感想には、親子ともども、心のこもった自分の言葉でしっかりと表現してくれていました。すばらしい感想が次ページに載っています。
◆ お楽しみ会
◇始めはジャンケンゲームです。大人も入ってジャンケンの列が長くなっていきました。最後に、大人と幼児の勝負になり、大人は負けてしまったんですね。このゲーム、なぜか熱くなりますね。
◇カルタ大会
6チームに分かれて、「いろはかるた」と「足立環境かるた」をしました。「足立環境かるた」は初めての公開でした。字とかるたが大きく、今の風潮を語って
いるので、子どもたちはとてもとりやすかったようです。読み手は上沼田小校長・小駒先生で、おおいに盛り上げてくれました。
◇読み聞かせ
いつもの甲斐さんが担当です。本も選んできてくれました。「シマフクロウノミズウミ」です。アイヌが住みシマフクロウがたくさんいた頃の様子を、情緒豊かに読み上げてくれました。子どもたちはどんどんお話の世界に引き込まれ、シーンとなってきたのでした。
◇自己紹介
家族を、子どもたちが紹介するように練習したのですが・・・。こちらの方法が悪くて思うようにできませんでした。次回は「みんなが話せるレシピ」をつくっていきます。
◇花火
暖かい部屋から、真冬の外へ出ました。冬の花火をするためです。「幻想的!」と、大人たち。子どもたちは、雪を溶かすのに真剣な顔。−12℃の世界でしたが、不思議と寒くはなく、街灯に照らされる降る雪も花火のようでした。
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◆大人の交流会
スキーの情報を交換することができました。のらえもんの「御神体」の披露をしました?!古民家再生の話しを伝えることができました。早速、「手伝わせて」といううれしい申し出がありました。
◆朝の観察会
朝7時にホテル前に集まり、雪の結晶や気温を調べてみました。気温は−12℃でした。「雪のなかは?」という
子どもたちに押されて測ってみました。なんと−5℃でした。雪の中の方があたたかいんですね!雪の結晶は、冷たくなった衣服についた雪をルーペでみると、
あの6角形の雪印が見えました。この方法が一番簡単でわかりやすいようでした。朝風呂の濡れたタオルをぐるぐる振り回すと、わずか2分で板のように固くな
りました。寒さを表現できた瞬間でしたね。
◆プリンスホテルの評価は?
*ゲレンデからわずかに1分の距離。これはとても助かりました。歩きぬくい靴と持ちにくいスキーですので、近さは最高のありがたさでした。
*ほとんどが家族単位の部屋。子どもとのんびりできました。その上、1日目は部屋で着替えられたのもうれしかったですね。
*イキングの食事でした。肉・魚・野菜・デザート・漬け物と多種多彩でした。好きな料理をたくさん食べ、明日のエネルギーにできました。
*24時間の温泉。これはよかったね〜。スキーを終えて入り、寝る前に入り、朝風呂し、帰りに入浴してから着替えることができました。広い浴室で気持ちがゆったりしました。お友だちどうしでお話もできました。
*1階のスキー置き場は、広くてとても楽でしたね。靴もスキーも、まちがわずに保管できました。(階段は、大変だったからね)
*荷物置き場は明るく広く、床の暖房もきいていました。スキーは荷物が多くなるので、こんな場所は気持ちにゆとりができました。(昼寝もできました)
*交流会は畳の部屋で、広くテーブルがたくさんあり、ゆったりとみなさんで話しをすることができました。御神体の披露がありましたね。
*ホテル前で雪の観察をしたり、雪遊びや花火もできました。駐車場は広く、車は気になりませんでした。
*支配人や従業員はみなさんていねいに対応してくれました。リフト券入れは、無料でかしてくれました。
「昨
年に較べると、雲泥の差だ」「料理、おいしかった」「一風呂浴びて帰路につくのはうれしい」「家族でゆったりできた」「ゲレンデに近くて、最高」と、良い
感想をたくさんいただきました。満足度の高い評価を得たのは、みなさんのご協力のおかげで3回の実施があるからです。
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◆復路
帰りは、3時間半で鹿浜に着きました。
横川SAまでの1時間は、疲れをとるための昼寝
の時間でした。横川ではたっぷり時間をとり、食事をとったりお土産を買ったりしました。バスに戻ると、いつものふり返りのための感想を書いてもらいまし
た。今回の感想は全ての人の一字一字がていねいで力がこもっていました。まるで満足度を表すようでした。
次回の5回目のスキー体験教室は、もう決めてきました。2013年1月19/20です。20日は子どもたちのリフト代が無料になるからです。今から、体力・知力づくりを心がけ、資金の確保にも計画的にのぞみたいですね。
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