「のらえもん」とは、「野良で働く人」という意味です。 この言葉の中に、自然のことを学んだり体験したりしながら、自然の仕組みの不思議さに気づいたり、驚いたり、感心したりできたらいいな、この自然がもっと 豊かになればいいな、そして人と自然が、みんな友達になれるといいな、という願いをこめています。 のらえもんの活動は、より本物の自然に触れながら、自然の仕組みに気付き、驚き・感心するなかで、自然を友だちと思う心情を深めようとしています。

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のらえもんアーカイブス

2016年度 サケの受精卵から稚魚になるまで飼育、そして放流

2022年度 サケの受精卵の観察日記

2021年度 サケの受精卵の観察日記~足立区内

2021年12月13日(月)
サケの受精卵を分けてもらいました。


2021年12月19日(日)
卵は全て孵化しました。


2021年12月27日(月)
お腹が少しだけ小さくなりました。


2022年1月5日(水)
浮遊するようになりました。


2022年1月9日(日)
エサを与え始めました。


2022年1月14日(金)
臍嚢(さいのう)がなくなりました。


2022年1月23日(日)
順調に成長してます。


2022年2月10日(木)
もうすぐ放流します。


2022年2月12日(土)
芝川水門に放流しました。


2021年12月13日(月)
サケの受精卵を分けてもらいました。

3年ぶり サケの受精卵 500粒!(PDF 1.1MB)
瑞沢川に鮭の稚魚を放流する会の活動の様子(PDF 1.8MB)



サケの受精卵は千葉県長生郡睦沢町(むつざわまち)の「瑞沢川(みずさわがわ)に鮭の稚魚を放流する会」から500粒譲ってもらい、保育園などに配布しました。「のらえもん」からの配布は実に3年ぶりとなります。
その貴重な受精卵を25粒いただき、様子を観察日記に記して行こうと思います。
その受精卵は発眼卵となっており、既に孵化している卵もありました。現在の積算温度は約400℃とのことです。



孵化した稚魚が泳ぎ出すまでは水槽を段ボールで覆い、光を当てないようにします。本日の水温は昼間17℃、深夜14℃でした。15℃以上にしない方がよいとの事です。



2021年12月19日(日)
卵は全て孵化しました。

覆ったダンボールを外し、懐中電灯で様子をうかがいます。孵化後0日~6日目、積算温度488度、水温は14℃。



水槽上部のライトを付けるとびっくりした様で、激しく動き回ります。光が嫌いなのでしょう。



手前は孵化失敗で死んでしまった卵。奥が孵化したばかりで頭とお腹は、まだ殻を被っています。



水槽の中には抜殻が浮遊して、上部ではトロリとした泡がありました。その抜殻を取り除き、水を1/3程度入替えました。



2021年12月27日(月)
お腹が少しだけ小さくなりました。

写真を撮るために水槽のライトを付けるのですが、稚魚はぐるぐると水槽中を動き回り、大きなストレスを与えているのだと思います。孵化後8日~14日目、積算温度593度、水温13℃。



元気な様子で、上下左右の体幹がよくなっているようです。お腹の重みでひっくり返っている稚魚はいなくなりました。



2022年1月5日(水)
浮遊するようになりました。

お腹が小さくなり上の方に泳ぎ出す稚魚が現れました。孵化後17日~23日目、積算温度709度、水温13℃。



少しだけエサを与えてしまいましたが、お腹のさいのう(オレンジ色のグミのようなもの)があるうちに与えると消化出来ず、死んでしまうとのことなのでもう少し成長してからにします。



2022年1月9日(日)
エサを与え始めました。

お腹の臍嚢(さいのう)がなく底の方で元気のない稚魚を見付けました。これは「お腹をすかせている」と感じ、エサを与え始めました。孵化後21日~27日目、積算温度759度、水温12℃。



まだお腹が閉じていない稚魚が大半でしたが、水中を自在に泳げるようになっているので問題ないと思い、与え始めました。しかし、調子にのって与え過ぎてしまい、それを取り除くように水槽の水を1/3程度入替えました。初めのうちは少量を何回も与えた方がよく、徐々に回数を減らしていき、孵化後40日経った頃は1日2回でよいとのことです。また本日から水槽を覆っていた段ボールを取り除き自然光を入れるようにしました。



2022年1月14日(金)
臍嚢(さいのう)がなくなりました。

お腹が閉じて、臍嚢(さいのう)がなくなりました。体長はメダカより少し大きい3.5㎝くらい。孵化後26日~32日目、積算温度809度、水温11℃。



写真には写ってませんが糞をするようになったので内臓も出来上がっていると思います。光も平気そうなので昼間の8時間は水槽上部のLEDライトを点けています。エサの食べ残しが気になり水槽の水を1/3程度入替えました。



2022年1月23日(日)
順調に成長してます。

元気に エサをよく食べ、ひとまわり大きくなった気がします。水槽の水を1/3程度入替えました。孵化後35日~41日目、積算温度912度、水温11℃。



「のらえもん」の放流会はありませんので自主的に都市農業公園下の新芝川に放しに行こうと思っています。瑞沢川は毎年2月の第二日曜日が放流日のようなので、それに倣い2月の中旬に行ってきます。



2022年2月10日(木)
もうすぐ放流します。

体長5~6㎝になり、エサをよく食べ、沢山の糞をします。ポンプの能力が追いついてないのか、敷砂利の上に糞が目立ちます。2月3日(木)と本日2月10日(木)に水槽の水を1/3程度入替えました。孵化後53日~59日目、積算温度1112度、水温12℃。



エサは、このようなものを与えてます。



受精卵配布時に貰ったもの。



メダカのエサ。



体が大きくなってからは粒度の大きい熱帯魚用のエサを与えてます。



2022年2月12日(土)
芝川水門に放流しました。

動きが素早いので、すくうのが大変でした。



配布された25粒の受精卵のうち無事、稚魚まで成長したのは22匹でした。孵化失敗2、不明1。



都市農業公園下の新芝川と荒川の合流地、芝川水門付近に放流しました。



代表 古高 利男

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田植え体験(毎年5月)

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