のらえもんアーカイブス
2016年度 サケの受精卵から稚魚になるまで飼育、そして放流
2022年度 サケの受精卵の観察日記~足立区内
2022年12月5日(月)サケの受精卵が届きました。
2022年12月13日(火)
一粒だけ孵化しました。
2022年12月14日(水)
大半の卵が孵化しました。
2022年12月17日(土)
孵化成功率は97%
2022年12月28日(水)
お腹が小さくなった。
2023年1月4日(水)
泳ぎ始めました。
2023年1月10日(火)
お腹は完全に閉じました。
2023年1月22日(日)
順調に成長しています。
2023年3月11日(土)
放流してきました。
2022年12月5日(月)
サケの受精卵が届きました。
昨年に続き、千葉県長生郡睦沢町(むつざわまち)の「瑞沢川(みずさわがわ)に鮭の稚魚を放流する会」から譲ってもらった受精卵で、40粒の小さな卵の観察日記です。
すでに、 発眼卵となっています。
現在の水温は16℃。20℃以上になると死んでしまうそうです。
段ボールで覆い光に当てないようにします。
2022年12月13日(火)
一粒だけ孵化しました。
その後10粒は他の会員家庭に譲り渡し、30粒の卵を観察しています。
今朝、水槽の中を懐中電灯で覗いていると一粒だけ孵化してました。
写真左に鮮やかなオレンジ色のお腹が見えます。
オレンジ色のグミにシラスがくっついているみたいです。
水温は水槽が室内にあるためか、ほぼ15℃で一定でした。
2022年12月14日(水)
大半の卵が孵化しました。
この一日間で大半の卵が稚魚になりました。
拡大写真。
卵の膜が浮遊していたので取除き、水槽の上部に泡が出ていたのでバケツ一杯分だけ水を替えました。
2022年12月17日(土)
孵化成功率は97%
失敗したのは一粒だけ。
白く硬くなってました。黒い目は見えているのですが残念です。成功した29匹の稚魚はグミのようなお腹を下にしてちょろちょろ動いてます。
観察と撮影が終わったら、また段ボールで覆います。電気を点けるとくるくると騒ぎ出し大きなストレスとなっているようです。グミのようなお腹は臍嚢(さいのう)です。臍嚢(さいのう)が小さくなり泳ぎ出すまでは覆いを外さず、エサも与えません。
水温は13℃でした。
2022年12月28日(水)
お腹が小さくなった。
お腹が若干小さくなり、電気を点けると動きが早くなる。明るくなって、びっくりしているのだろうけど、助走から2~3cm浮き上がっている。もう少しお腹が小さくなれば泳ぎだしそう。エサを与えるのはもう少し我慢し、暗くし、様子を見ます。お腹の機能が出来上がらないうちにエサを与えると消化不良になって死んでしまうそうです。
水温は12.5℃でした。
2023年1月4日(水)
泳ぎ始めました。
ほとんどの稚魚が水流に向かって泳ぎ始めました。段ボールの覆いを外し、エサを少しずつ与えています。エサはメダカのエサです。
こちらは成長が遅い組で水槽の隅でおとなしくしています。
拡大。
水温は12.0℃でした。
2023年1月10日(火)
お腹は完全に閉じました。
お腹が完全に閉じ、全ての稚魚が泳いでいます。食欲もあり、気が付く度にエサを与えています。
水温は少し上がり、14.0℃でした。
2023年1月22日(日)
順調に成長しています。
体長はだいたい4.0㎝メダカを一回り大きくしたくらいです。僅かに藻が水槽内に出てきたので水を1/3~1/2くらい替えました。敷砂利に食べ残しが多数あり、水が濁ってなくとも汚れていることがわかりました。
水温は寒い日が続いてるせいか、10.5℃でした。
2023年3月11日(土)
放流してきました。
体長5~6cmに成長した稚魚を荒川と新芝川の合流地、芝川水門の辺りに放流してきました。
集団で泳ぐ稚魚たち。